まとめ
地元とは違う風景に注視していきましょう。人は自分と違うものを探すものですから、何か気になったものがあったら、即、立ち止まってみましょう。非日常の風景から、その地の歴史や風俗、自然がわかります!
いきなり恐竜が!
ドライブをしていたら、熊本は御船町に入ったところで、な、何と恐竜と出会いました。びっくりとは言いませんが(知ってはいましたので)、初めての人は驚くこと、間違いなしですよ。田の神さあ!!
秋のえびの高原をドライブしたことがありました。ここは、昔ながらの日本のよき風景が残されているところかなーと思います。 何しろ、黄色い田が黄金色に輝いていて、ちょうど稲刈りもあっていて、あの独特の香りが漂ってきていました。つい、車から降りてカシャ!! これは是が非でも、このお米を食べたいと思い、購入してみました。これがまじ、うまいのです。旅館では、もちろん、この地元産のご飯でした。品種はヒノヒカリです。 1)冬は山の神、春夏は田の神となって、豊作をもたらす神様 2)18世紀の鹿児島は天災続きで飢饉が起きたので、豊作願いで起きた信仰 3)「田の神さあ(たのかんさあ)」という呼び名で石像が配置された 4)今でも農家の間では、持ち回りで祭りを行っている 5)えびの市では、「田の神さあの里づくり」運動に取り組んでいる
これは面白いですよね。民俗学の世界です。民俗学の大家、柳田国男や宮本常一の世界へと入っていけますね。尻尾の曲がった猫!
長崎は唐人町にいる猫たちは、尻尾が曲がっているという新聞記事や小冊子を読んで、俄然興味が出てきたのでした。そこで、実際に行ってきました。 江戸時代に出島での貿易だけが許される鎖国状態が続きました。許されたのは、東南アジアを回ってくるオランダ船と中国船のみでした。これらには、食料が積まれているので、ねずみを捕獲するための猫が導入されました。その東南アジア系の尻尾の曲がった猫が長崎に入ってきたというわけです。
見るもの、聞くもの、全てが興味の対象となってきますよね。 風景から、自然科学や民俗学、歴史学が紐解けますね。要するに、住んでいる地域とは違う景色に目を見張っていること、これが重要ですね! そうすると、世界が広がり、「井の中の蛙」から卒業できますね。
これが楽珍的街巡りの方法です。ABOUT ME