書きの種!=楽珍視点

三毛猫との相合生活!ー猫と上手く触れ合うには?

三毛猫に癒やされた受験生活

■7月21日夜のNHK「ダーウィンが来た!」は、猫特集でしたが、私も猫との生活がありますので、紹介します。

我が家でもずっと以前、猫を、それも三毛猫を飼っていました。その話をします。これもNHKに負けず劣らず、楽しめると思いますよ。

 

三毛猫 vs ネズミ

■もともと、我が家には夜の大運動会というのがありまして、皆が消灯して寝静まってから屋根裏というか、天井で運動会が始まるのですよ。そう、ねずみたちです。それで、私がベッドから猫の鳴き声をやるわけですよ、うるさいので。すると、数分間、運動会は全て中止となるのです。

しかし、また始まり、この繰り返しを数回やってしまったが最後、彼らは読むのです。この鳴き声は猫ではない!!、人畜無害いや、鼠畜無害ということを知ってか、猫真似ではどうしようもなくなったわけです。私は子年ですので、気持ちがよくわかるのです?

■そこで、内の母親がとった策とは、近所で生まれたばかりの三毛猫を飼うという方法論です。三ヶ月くらいだったでしょうか、それはかわいい雌猫です。

三毛猫はメスです!

もっとも、三毛猫は95%以上がメスです。

■オスの場合は死産となります、遺伝上というのを高校生物で習った直後でした。

もらわれてきた夜、早速脱走!! 実家に帰って行ってしまったのです。途方にくれて寝ていると、玄関に猫の鳴き声がしました。名前は「ミー」と母親がつけておりましたので、「ミー?」と呼んで玄関を開けると、私の足をなでなでしてきたのでした。

「なんだ、実家に帰ったのではなかったのか!」と声をかけて、冷蔵庫からちくわをちぎって食べさせたことでした。

翌日、猫の実家に話を聞きに行ったら、「帰ってきたのは知っていたけど、あんたはもう内の猫じゃないよ!」ということで、玄関を開けなかったということでした。猫の母親も鳴いたらしいのですが、口止めして玄関から離していたのだそうです。

■というわけで、ミーは晴れて、家族の仲間入り!!

 

受験生活と共に!

私の受験勉強の相棒となったのでした。

■冬になると、こたつですよね。こたつで一緒に生活するわけです。猫は腹が減ると、部屋のドア前でじっと待つのです。「開けてくれー」と。

私も夜食をとりに、台所に行くと、階段を我先に走って行って、冷蔵庫の前に鎮座するのです。それで、ちくわやかまぼこをちぎって、空中に投げるわけです。すると、ダイビングキャッチをしたりしてくれ、私を楽しませてくれるわけです。楽しかったな、あのひととき。

私にとっては受験勉強のつかの間の休憩となり、頭もすっきり、教科を切り替えて学習するわけです。再び、こたつに入ると、腹が満腹になった猫は、今度は外出しようとするわけです。何しろ夜行性ですからね。窓を開けてやると、寒い夜でも木を伝って、庭におり、そこから夜遊びをしにいくわけです。

■夜中の2時頃まで受験勉強をしていたのですが、その頃になると、門限というのを知ってか知らずか、帰ってくるわけです。もちろん、その木を駆け上がって、前足で猫パンチみたいにして、窓をたたくわけです。開けてあげると、こたつに入ってグーグーグーとなるわけです。

もちろん、私はベッドに入って休むのですが、こたつの温かさが保たれるのは、数十分です、電気はカットしますから。すると、寒いのでしょう、喉を鳴らしながら、ベッドへと上がってくるのです。布団を少し開けてあげると、そこから入ってきて、私の胸元で喉を鳴らしながら、一緒に寝入るわけです。

猫の一番気持ちいいところは、お腹らしいですね。ここを「プライモーディアルポーチ」というのだそうですよ。

■朝、母親がおこしにくると、

我々は枕にお互い顔を乗せて寝ているのに、母があきれていました。

私が「朝か!」と背伸びをすると、猫も負けじと背伸びをするわけです。そして、起き上がると、また一緒にそそくさと階段を下りて、朝食となるわけです。

お陰で、鼠は一匹もいなくなりました。鼠とりが上手で、どこぞやから毎日とはいいませんが、口にくわえて持ってきていたものです。喉元を「よくやった!」と褒めてあげるからでしょうか、どんどん捕まえてきます。

ある時は、炊飯ジャーの中に潜り込んだ子ネズミを一気に前足をガバッと、拡げてひとつかみして、飲み込んだりしたものです。その早業にはびっくりしたことでした。

どこでもなめまくる、猫の子育て

■そのうち、恋の季節となり、帰りが泊を伴うものになってきました。私から離れていっているようで、寂しくもありましたが、1日1回は顔を見せてくれておりました。そして、次第にお腹が大きくなっていき、私の父親が猫小屋みたいなものをつくってくれ、そこで懐妊させ、子育てをさせようとしたわけです。しかし、さすが母親、そんな所では外的に狙われると、あっという間に、私の机の下に、5,6頭の子猫たちを運び込むわけです。しかし、一切、床は汚れないのですよね。

ミーが子猫たち1頭1頭のお尻をなめなめすると、ウンチやおしっこやらをするわけです。それを全てミーが飲み込みます。

だから、床が汚れないのですよね。感心したことでした。

その子猫たちも私に寄り添ってくれるようになりました。そうなると、ミーは安心して、外出するわけです。座っていると、5,6頭の子猫たちが私の服や足に登ってきて、寝始めるのです。もう可愛くて、可愛くて、食べてしまいたいという感じになったことでした。逆に、何処へもいけない私となったことでした。

ある時は、ミーが大声で鳴くのです。行って見ると、育ち始め、悪さがしたくなる時期になってきたのか、カーテンに登って、天井近くまで登っていってしまうのです。それはいいのですが、今度は下りられないで、「助けてくれ」と、ニャンニャンと鳴くわけです。ミーは、私に助けを求めるわけです。とってあげると、ミーが「有り難う」の意味でしょうか、私の足になでなでをしてくるわけです。

■こんな日々が続き、猫たちのお陰で、私は無事、希望の高校、大学に合格し、引っ越しをすることになりました。

三毛猫とのお別れ

猫は家に住むと言いますよね。

■引っ越しで、猫も一緒に担いでいったのですが、引っ越した当日、いなくなってしまい、それきりです。

しばらく辛かったですね。三毛猫を見つけると、「ミー」ではと声をかけるのですが、知らん振りをしているし、どうも顔が違う、ミーは超のつく美人ならぬ、美猫でした。

猫の寿命は15年といいますから、とっくの昔に死んでいるでしょうが、その子孫がきっと、どこぞやにいることだろうと思って、猫たちを見ているところです。楽しいひとときでした!!

なお、以下のページもご覧下さい。猫語の小話がありますニャン!!

https://pay-forward.site/merukari/

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