書きの種!=楽珍視点

The stunning rise of the ‘smiling Cinderella’ 強さのヒミツは「スマイル」

シンデレラ・スマイルの渋野さん

渋野日向子さんが、20歳という「若さ」で、英国ゴルフメジャーを制しました。それまで無名だったわけで、それだけでも「シンデレラ」(若くして成功をつかむ)なのですが、表題の通り、BBC(英国国営放送)は報道しました。

スマイリング・シンデレラ

The stunning rise of the ‘smiling Cinderella’

「「微笑むシンデレラ」の驚くべき台頭」と訳されるようです。なぜ、スマイリングという修飾語がついているのか、ここが優勝した「ヒミツ」だと思いますね。私はゴルフはしないし、全然詳しくないです。しかし、

この笑顔は、見ている者を幸せにすると直感しました。

スポーツ紙を始めとした新聞紙によると、父親から「見ている人がイヤになるから、いつでも笑顔で」と教えられていたそうで、その影響からか、スランプに陥っても、失敗しても笑顔でプレーということだそうです。母親からも言われていたそうです。

ギャラリーとも愛想良くハイタッチをしたり、声をかけられたら笑顔でこたえるという行動で、皆から愛されているそうです。なんと言っても、同じグループの選手が自分の勝利のように万歳をして喜んだということから、渋野選手の人間性が読み取れますよね。

さらには、試合に入る前に、芝に一礼をするということからも、礼儀正しさというか、日本人らしい一面を魅せてくれていますよね。

■なぜか、名前が日向子、これ、読めますか。最初は読めませんでした。「ひなた」とは読むけど、どう読むのだろうというのが最初でした。同じBBCにこうありました。

Women’s British Open: Hinako Shibuno claims stunning win in her first major

これで読めました。「ひなこ」というんだーと。名前からして、太陽の如く、笑顔ですよね。読んで字の如くのスマイリングです。見習いたいものですね。各紙、はち切れんばかりの笑顔満載の写真が掲載されています。

この笑顔、部屋にはっておくだけで、幸せが飛び込んできそうな氣がしませんか?

英国ガーディアン紙は、「おとぎ話のような結末」と表現したようです。おめでとうございます!!

切り替えのうまさ

■何しろ、オンとオフがはっきりしているのだそうです。ラウンドを回る時には、昼ご飯の話をしたりしているらしいのですが、いざ本番となると、通常の選手はクラブから選び直すところがあるらしいのですが、彼女はすでに決めているらしく、サッと打つのだそうです。

また、ソフトボールをしていたらしいのですが、一緒に学んでいたゴルフで変な癖がつかないようにと、コーチ同士で、ソフトは右投げ左打ち、ゴルフは右打ちと決めてやっていたようです。

ゴルフが恋人らしいです!! 何しろ、旅から旅だそうで、そんな余裕もないでしょうね。有名になったイギリスから即、北海道、長野と連戦です。スポーツ選手のほとんどが1年の7割ほどを旅に費やすそうです。しかも、1人で何から何までこなすそうで、激務ですよね。今後とも、がんばって、そしてあの笑顔で幸せをお互いにつかみたいものです。

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hiro
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